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12月25日(木) メリークリスマス!

Jeudi,25,Decembre,2008
Joyeux Noël!

メリークリスマス!だけれど、今日は同期隊員のYさんの誕生日!

ベナンでは、今日は祝日!!
ベナンなりに、大々的にお祝いムード

お店の窓ガラスのいたるところに・・・
08.12.21 (7)


町中はネオン・・・
08.12.24 (12)


クリスマスツリーも!
08.12.21 (8)


でも、暑いから、なんだかピンとこない・・・。

12月なので、お鍋をし、
6時間長期戦で食べ続けた。


あ~、これまた、太るわ。。。
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12月24日(水) クリスマスイブ

Mercredi,24,Decembre,2008
La veille de Noël

ベナンの宗教は、キリスト教(50%)、イスラム教(20%)、伝統的宗教(50%)となっている。

今日は、病院にサンタクロースがやってきた!
しかも、「トナカイ」と「そり」じゃなくて・・・
なんと、救急車!!!
08.12.24 (5)


職員の子どもたちの為に、クリスマス会が行われた。
広場に、舞台がセッティングされ、テントと椅子が並ぶ。
舞台では、歌やダンスが行われて、
その後に、一家族毎、子どもたちへプレゼントを渡し、サンタと記念撮影。
もちろん、14時開始が16時過ぎに開始され・・・と相変わらずこんな感じです。

ベナンのサンタは大変!
暑いのに、赤い上下の服と帽子。
ここまでは一緒で、日本だと、ひげをつけて終わりやけど、
ベナン式は、
①お面
②顔の横と後ろを布で隠す
③手袋
08.12.24 (10)

なぜかって、サンタクロースは白人だから!!


そんな日でしたが、朝一で2件の死産があり、
私は相当へこみ、ぐったり。

日本では、死産の場合、赤ちゃんの母親や家族の希望を聞き、赤ちゃんと面会したり、思い出を作ったり(足型など)、ゆっくり家族で過ごせるようにと、配慮する。
赤ちゃんの大きさによるが、ちゃんと服を着て、おくるみもして、赤ちゃんが寝るコットに、寝かせる。
そして、棺には、いっぱいの花、家族が準備した時はおもちゃや粉ミルクなども一緒に入れて、お見送りをして退院となる。

でも、今日、知ってしまったこと。
帝王切開で死産だった赤ちゃんが、助産師によって分娩室に連れてこられた。(大きなシルバーのお盆にそのままのせられている。掛物などもなし!)
しばらく放置。
その間も、同じ部屋で分娩があり、死と生が一緒の空間でなされているようで、なんだか、すごい光景で、なんとも言えなかった。
看護助手さんが、体重だけ計測し、そのあと、家族が持ってきたパーニュ(布)で包み(明らかに、とりあえず包んだ!ような感じ。)、そして、小さな袋に押し詰め込まれ(入りにくくて、実際押し込んでいた…)、赤ちゃんはどっちが頭かお尻か分からない感じで、赤ちゃんが入っている袋の口を閉じ(う~ん、3個の人参が入っている袋とか、白菜の漬物や少量のキムチがはいっている袋のような感じ)、口が閉じたところを片手で持ち、窓から、赤ちゃんのパパらしき人を呼び、渡す。

そんなことを知って、ぐったり疲れたので、昼は早めに上がって、家でゆっくりしていた。

そしたら、カウンターパートのエブが、いきなり電話をしてきた。
「真由美っ!今どこにいるのっ!!」
「え??家・・・。(やばい、怒られるかも・・・)」
「来なさいっ!!」
「はい・・・」
あ~、怒られると思っていくと、
「はい!プレゼント!!」って★☆

08.12.24 (13)

プレゼントの中身は、きれいな布
今年はサンタさんが来てくれました!

12月20日(土) 特命全権大使

Samedi,20,Decembre
L’ambassadeur extraordinaire et plénipotentiaire

ベナンにはまだ、日本大使館がありません。
コートジボアールにある日本大使館が、ベナンも兼任している。
通常、協力隊は着任後、関係省庁に挨拶しに行くが、その時に、日本大使館にも行く。
聞くところによると、他国に大使館がある時は、着任前にそこを経由して挨拶しに行くらしい。
でも、コートジは、今、治安が悪く、行けない。

パスポートを紛失すると、コートジまで再発行の為に行かないといけないので、
JICAが預かるにも関わらず、最初のオリエンテーションで、パスポートを紛失しないようにと何度も注意されたくらい(笑)

今回、コートジボアールから大使と書記官が来られた。
何と、ベナンに日本大使館立ち上げ準備!!!    やったぁ!!
来られた方が、今後、ベナンの大使になられる予定だが、今回(もまた?)、大統領が忙しく、ドタキャンになったらしい。
前日は、大使の方が、在留邦人のレセプションを行ってくださり、JICA関係者、在住している方、貿易関係の仕事の方、ネリカ米(今、アフリカで広まっているお米)関係者などで、ご飯を頂いた。とても、気さくな方で、隊員一人一人に声をかけてくださり、いろんな話をしてくださった。

そして、今日、ベナンJICAの目白押しになっている「漁港」と「ラギューン母子病院」への視察に来られた。
調整員から「15時に病院の門に集合で~す」なんて言われたもんだから、白衣来て、ふら~っと行ったら、重々しい。
JICA駐在員や保健省のトップの方、テレビ局まで・・・・。服装もビシッとしていた。

無償資金援助で建設されている施設(現在やっと地盤ができました☆)を視察後、隊員の活動を見たいということで、救急なら土曜日も開いているので、私がご案内♪

書記官の方も、気さくな方で、「今度隊員の家に行ってもいいですか?」と。

ベナンに来て、日本では知り合うことができない方々とも、親しくさせていただき、
一期一会を大切にしようと思いました☆

12月18日(木) 健康診断

Jeudi,18,Decembre
L’examen médical

赴任中は1年に1度健康診断が行われます。

1日目→検尿・検便の提出、採血、胸部レントゲン、体重測定、血圧測定、健康管理員との面談
2日目→クリニックでの予防接種(A・B型肝炎、インフルエンザ)、医師の診察

健康体の私!
しか~しっ!!
医師の診察で、ノックして入るや否や・・・
「元気?まぁ!2kg太っていい事!!でもね、ベナン人の助産師さんと一緒に食事とってちゃだめよっ!!助産師なんだからわかるでしょ~。コレステロールが高い!肉じゃなくて、魚!野菜も食べることっ!!」
と、なんだか今まで言われたことのないことを言われっぱなし。

私の弁解―
「えーっ!!!私、朝・昼・夜と、毎回自分で作ってます!ちゃんと、日本料理!!ベナン料理は全く食べていない!野菜も沢山食べています。……あっ!!!昨日、同期隊員15人そろったから、中華料理に行って、沢山食べたからだよっ!!!」

そして、視力検査。アルファベットが並んでいるのを読む。
フランス語では、「G」を「ジェイ」、「J」を「ジー」と発音する。「E」と「U」の発音が似ている。
とっさの時は、どうしても、英語読みがすぐに出てしまう。


まぁ、そんなこんなで、スルーでき、口唇の荒れがなかなか治らないので薬を処方してもらいました。
その薬は、ビタミン剤でした・・・。
栄養不足?そんなんで、治るの?

12月17日(水) 友達

Mercredi,17,Decembre
Mes amis


健康診断で、同期隊員15名がコトヌに集合した★
久々に会う心許せる仲間だったので、みんな話に花が咲く。

中華料理を食べ、2次会は、夜中まで飲んだくれ~

しかも、つまみは、お刺身!!!
08.12.17 (15)

同期隊員の中に、養殖隊員の魚が大好きなTがいる。
彼は、コトヌにあがる度に、魚に会う(?)為に、漁港へ行く。
彼の眼は確かで、生で食べられる魚かどうかの判別もちゃんとできる。
私達は、何の魚か分からないけれど、彼に聞くと、即答!
すばらしい。
ちなみに、彼の写真のメモリーは、魚だらけ!!!!
彼は、魚をさばくために、日本から包丁を3本、とぎ石3種類を持参。

ちなみに、包丁を研いでもらうと、こんなに切れるのか?というぐらい、スッパスッパ切れる。
すごく上手!
いつもの調子で使うから、研いでもらった後は、よく指を切ってしまう・・・

Tのおかげで、今回もお刺身を食べることができた!!
盛り付けもきれい!!
08.12.17 (16)



翌日の晩は、まだ、コトヌに残る同期隊員で、食事会★
カレーと野菜たっぷりスープ!
地方の人は、おくら、玉ねぎ、トマトしか、買えない。
みんな大喜び★
08.12 (6)



12月9日(火) 10,000CFA?

Mardi,09,Decenbre,2008
Ça fait 10,000CFA ?



インターネットする為に、毎回、ネットカフェへ行くけれど、
一番環境が良いネットカフェが、
家からタクシー乗り場まで10分ちょい歩いて、
いつ来るか全くわからない流しのタクシーをつかまえ、15分乗り、
しかも、タクシーはメーターが動かないのは普通で、座るクッションも破れているのも普通、
そして、大きなおばちゃんが乗ってきて、後部座席は4人乗らなきゃならない。キツイ。
ちなみに、男性だと、「結婚しよう~!僕は、君と結婚する!」と言われる。
私にも、選ぶ権利があります !!

タクシーを降りて、5分程歩いて、やっと着く。
着いたら、ネットが空いていれば、使えるけれど、停電だと使えない事もある・・・。

と、結構大変。
しかも、日本語の入力ができないから、my PCを持ち込む。
ケチらずに、一番小さいPCを買えばよかったと、後悔。

だから、今日、家にネットを引くことを決心し、お金を銀行からおろして、
先日友達が買いにいったネット屋さん(?)に行った。

「なんぼするの?」
「51400CFA(≒13000円)!すぐできるよ!」
「(すぐって、ウソでしょ?どうせ、1時間はかかるんでしょ?、)ホンま?じゃ、今日、手続きしたら、家で使えるように、すべて準備してくれるん?家に帰ったら、すぐ使えるん?」
「すぐ、使える!すぐできる!」
「(ホントに~?ベナン人の“すぐ”は、信用ならんけど、そこまで言うなら・・・)私の、vistaやけど、大丈夫?」
「大丈夫!vistaは10000CFA(≒2500円)追加!」

そんな訳で、61400CFA払い、契約書を書いた。
途中で、1万CFAなんて、友達は言っていなかったので、店員に確認したら、
「vistaは難しいから、1万CFA手数料!日本語も難しいでしょ?」って。
私も、パソコンは苦手だし、隊員生活の私には2500円は厳しいけれど、してもらった方が、楽だし、素直に払うことにした。

パソコンを立ち上げ、CDのインストール開始!
だけど、「問題が発生しました」のサインがでる。
何度かするけど、同じことの繰り返し。

店員は「この、パソコンが悪い。できなぁ~い」と言う。
はぁ?私、10000CFA払ったのに、何で、できへんの?また、いつものベナン人・・・。
店員は、vistaがわるいから、vistaをアンインストールして、XPをいれると言い出す始末。
ベナン人って、あと先の事を考えずに、結構むちゃくちゃにする人が多く、たとえば、自転車のチェーンがギアの調子でおかしかったら、すぐにチェーンを切ろうとしたり(もちろん、繋ぐ道具は手元にありません)・・・

「あんた、さっき、vistaだから、10000CFAって、言ったから、私、払ったんやんか!!何で、できへんの?しかも、XPを入れるなんて、ありえへんっ!!!」と、言ってやりました。でも、店員は「PCが悪い」の繰り返し。

呆れて、お金を返してもらい片付けていると、
他のベナン人が、どうしたのかと話に入ってくる。
彼が、いじりだす。
「ウイルスバスターいれているでしょ?」との、一言!
やっぱり、それなのかな。でもよく考えたら、色々インストールしてるけど、引っかからなかったのに。。。
結局、彼も自分のフランス語のvistaPCを横にいじくっていたけれど、できなかった。

どうして、10000CFAを請求したのか。
日本人の常識では、責任もって、するのに、
どうしてなのか・・・。

まぁ、こんなことは、ベナンでは、日常茶飯事。

2月9日(火)① 誰が、赤ちゃんの一生を決めるの?(すごく長いけれど、ぜひ読んでください)

Mardi,09,Decembre,2008
Qui détermine vie du bébé?



今週も、活動開始!(昨日は、イスラム教のタバスキという祝日でした)

いつも、どっと精神的に疲れる救急と分娩、陣痛室。
相変わらず、本当に、本当に、ありえないことだらけで、
1日活動場所に向かうと、色んな事が目の前で、現実に起こっています。

今日は、陣痛室を通りかかると、一人の妊婦さんが、いびきをかいて抑制(手足を紐でベッドにくくりつけ、大の字になっている)をかけられていた。
ん?
いびきじゃなく、これって、昏睡状態じゃないの??と。
どうしても、その妊婦さんが気になって、何度か見に行き、カルテを見ると、血圧170mmHg台!(ちなみに、何度かはかっている様子もなく、血圧に関しては、これしか記録がない。)
子癇発作(=痙攣発作。二次痙攣が否定されるもの。呼吸が抑制されるなど、母児ともにとても危険な状態になる)後じゃないの?
口から、泡吹いているし、目はおかしいし、呼吸も変な感じ。怖い。
ちなみに、妊婦さんでありながら、ずっと仰向けで抑制をかけられている。

スタッフに聞くと、「彼女は痙攣があったんだよ」と言っている。
あ~、やっぱり、子癇発作後なんだ。初めて見た。

子癇発作が起きそうな妊婦さんは、通常、暗い部屋に移して、刺激の少ない静かな環境にする。音でも発作が誘発されるから、分娩室で起こったら、ドアの開け閉めに注意しなさいと言う事を、学生の時に習ったのを覚えている。

なのに、スタッフは、大きな声で笑って、しゃべって、その患者さんに背をみんな向け話しているし。点滴のルートもとっていない。
私、この、患者さんを見殺しにしているようで、すっごく耐えられなかった。

しばらく離れ、戻ると、その妊婦さんは、帝王切開に行ったと聞いた。
おなかも、大きくなかったし、きっと、ターミネーションなんだ・・・。

分娩室に、シルバーのA3より一回り大きいトレーに胎盤と臍帯、そして、赤ちゃんがのって運ばれてきた。
あかちゃん、だめだったんだ・・・と思いつつ、遠くから、見ていたけれど、赤ちゃんは、すっごくきれい。
そして、インファンとウォーマーへ連れてきて(ここでも、赤ちゃんの足首をもって逆さ吊り!!)、助産師が赤ちゃんを拭く。吸引もする。
え?まだ生きているの?なのに、なんで、そんな扱いなの?と思いながら、黙って見ていた。
数回吸引をして、助産師はやめて、裸のまま、放置。
やっぱり、色がきれいで、気になって近くに行って、様子を見た。
胸がドクドク動いていた。
一応、インファントウォーマーはスイッチが入っていて、温い。
生きてる!!!何で?何で?放置してるの???

助産師に、遠まわしに、聞いた。
「赤ちゃん、だめだったの?」
「ううん。」
「生きているんでしょ?じゃ、NICUに連れて行ってあげないと!!なんで、行かないの?」
「赤ちゃん、とっても小さいでしょ。小さすぎるから、連れて行かないの。」
「それって、小さすぎて、助けることができないから?」
「うん。」
「何週で生まれたの?」
「5ヶ月。確か、20週。」

20週には、見えない大きさ、皮膚もしっかりしている。
さい帯もしっかりしてる。

時々、手足をしっかり動かしているのが見えて、すっごく、辛い。
赤ちゃんの顔を見ると、「苦しいよ」って、言っているようだった。
私は、「ごめんね」と赤ちゃんに話しかけて、見守った。
最後の力を振り絞って、がんばって生きているようだった。
私の握りこぶしよりも、少し小さい顔。
目鼻、口、しっかりしていて、すごくきれい。
きれいな、肌の色も、だんだん、足と頭から、うちみのような色に変化していく。
まだ、鼓動は続いている。

その間にも、分娩が1件(これまた、ありえなかった。)
その分娩も、児の状態がよくない分娩で(羊水混濁ドロドロ)、「赤ちゃんの準備をしないと~!」って、いって、そのインファンとウォーマーにいた赤ちゃんは、下に引かれていた布と一緒に、元のシルバーのトレーへ戻された。
私には、無造作に置かれているようにしか見えなかった。

小さなお尻しか見えなかったけれど、
インファントウォーマーの温かいところからはずれ、寒そう。
きっと、あかちゃんは、そのまま、息をとめたんだと思う。。。。

母体も気になり、手術が終わったころに、回復室へ初侵入した。
血圧は安定してて、大丈夫そう。尿も、まずまず出ていてそう。一安心。

カルテを見ると、赤ちゃんは、700g、「死」というような内容が書いていた。(まだ生きていたのに。)

家に帰って、発育評価表で調べた。
推定体重704gで23週6日、688gで23週5日。
20週じゃなかったんじゃないかと、考えてしまう。

日本だと、とりあえず、目の前にいる人を助けようと一生懸命に手を尽くす。
だから、もし、この赤ちゃんが日本で生まれたら、手術室で、新生児科の医師が蘇生をして、NICUのスタッフが介助しながら気管内挿管をしてと、色々処置が行われ、温かい保育器に収容して、赤ちゃんに震動が伝わらないようにゆっくりゆっくり気をつけてNICUへ搬送し、少しの変化にもすぐ気付くように観察をしっかりおこなう。状況に合わせ、シビアな時は、一人の赤ちゃんの為に、小児科の医師が2~3人、ベテランのNICUの看護師、助産師で誕生を迎えることもある。

この国だから仕方がない。

でも、妊娠週数も曖昧なこともある。
もし、2週間週数が進んでいたら、妊娠22週で、流産ではなく早産扱いになる。
そしたら、助けようとしたのか。
胎内環境が悪くて児は小さく、実は、もっともっと妊娠週数がすすんでいたのじゃないか。

同じ病院で活動する同期隊員は言っていた。
「出生体重が800gで、1カ月検診にくる赤ちゃんもいるよ。時々、小さい子もいるよ。」

確かに、新生児医療は、その子を救っても、それだけかけた医療費分、その子が社会に還元できるのかなどの倫理問題や、後遺症の障害問題など、いろんなことが問われるが、まずは、救命という事を考えると、目の前で、今日起きた問題が、すごくつらかった。

生まれてきた可能性のある赤ちゃんを、助けるのか助けないのか、いったい、誰が、決めるのか。

12月5日(金) international volunteer day!!

Dimanche,05,Decembre
Journée International des volontaires!!


国際ボランティアデー!
らしい。

そういう訳で、ベナンに入っているボランティア達で、ビニール袋や空き缶、オレンジの食べカスなど、いろ~んなゴミが落ちている道を、掃除する企画がたてられた。
現地の人は、ゴミを、道に捨てるのが習慣している。
例えば、オレンジを食べたら、道の端から、思いっきり道路に向って投げたり、アイスの袋を、ポイっとすてたり、病院内でも、書き損じた紙を手でぐちゃぐちゃっと握って、それを床に捨てる・・・。
男性女性問わず、どこでも排尿するし・・・。外出10分もすると、何人の人が道端でトイレをしている光景に遭遇する事か・・・。
そんなのを見ていると、きっと、「床は、ゴミ置き場」的な扱いだと思われる。

ちなみに、ベナンに入っているボランティアは、
私たちJICA(独立行政法人国際協力機構)の青年海外協力隊、
USAのPEACE COUPS
カナダのOxfam Quebec
フランスのVolontaires du Progres
国連の国際ボランティア
ベナンでは赤十字やボーイスカウトなど・・・

08.12.05 (4)

国連ボランティアが風船をつけた車で登場!

08.12.05 (10)
ボランティアが掃除!!

08.12.05 (20)
ごみだらけ。

ここで、発覚したのが、ベナン人って、本当にゴミの分別ができない事!!
あまりのゴミの量だから、私たち日本人は、ビニール袋など燃えないゴミだけを集めているけど、ベナン人に説明しても、落ち葉も全部かき集める。
そういや、現地語学訓練中にも、フランス語の先生でさえ、「段ボールは1年したら土にかえる!」と言ったぐらいだし・・・。

掃除が終わると、大学構内で式典。式典の後に、軽食がビュッフェ式ででた。
みんな、すっごいがっつき様!
食べるのが大好きな私も、もちろん、負けじと頑張った!!!(笑)
問題は、その後!!!

さっき、私達はなが~い距離を、炎天下、汗をかきながら一生懸命ゴミを拾ったのに、
食事のあとは、床にゴミが散乱・・・。

08.12.05 (27)

あり得ない・・・。
私たちが、さっきした事は何???


こんな風に汚したら、誰かが掃除しないといけないのに、ゴミを捨てる人は、きっとわからないんだろうな。

ベナンに住み始めて、埃や砂がひどいので、3日も掃除しなければ、床はざらざら。1週間、拭き掃除しなければ、文字が余裕で書けるぐらい。
掃除をしないといけない環境にきて、こうやって、掃除をすることできれいになるし、住みやすくなるんだなって。
日本でも、公共施設を快適に利用できるのは、掃除を誰かがしているから感謝しないといけないなぁって、よく思う。

アフリカ人は、時間にルーズって言うけど(もちろん、中には、ちゃんと守る人もいます!)、彼等は、待たされると、5分もしないうちにイライラしたりすることもよくある。
待ち合わせの時間に1時間も遅れてきて、誤りもせず、車に乗って、自分が買い物に行っている間に運転手が少しまわりをウロウロしているだけだったのに、買い物から帰ってきて運転手がいないことにイライラして、何度もクラクションを鳴らしまくったり・・・。

なんだか、ゴミは捨てるし、時間は守らないくせに待たされると怒るし、それって、すっごく自己中!


そんな人には、ならないでおこうと思う。

12月3日(水) 不整脈

Jeudi,03,Decembre
Le pouls irrégulier


相変わらず、うんざりする事がある救急。
今日は、高血圧の妊婦さんが、定期健診の外来から救急へやってきた。

収縮期血圧は、200mmHgを超えている。
助産師は、薬を処方箋に書き、警備員の人に買ってくるように指示していた。
(妊婦さんを歩かせなかったことに、私は拍手したくなった!)

ここでは、医療者が薬を処方し、患者が薬と一緒に針やシリンジも買ってきて、注射が施行される。

買ってきた薬剤を注射。

そして、「真由美!彼女の血圧を測って!」と言われ、はかる。

ん?!血圧もべラボ~に高いけど、なんだか、脈がおかしい・・・。
はかり終わり、現地スタッフが再度はかっている間に、脈をみると、
やっぱり、不整脈。
結滞が多い。

私は、現地スタッフに言い、時計を見せると、彼女もはかる。
が、うなずくだけして、何もそれに関しては、言わない。

彼女が去ったあと、私は、聴診器で心音を聞くことにした。
妊婦さんは相撲級にすっごく太っていて、ちゃんと脈が触れていなかったのか、暑くて私の脈が怒張してて、分からなかったのか、不安だったから。
やっぱり、不整脈がある!!

妊婦さんに、「頭痛くない?胸が痛むことない?」と聞くと、「頭は少し。胸も痛い。」と言っている。

現地スタッフは、診察した事を、カルテに記入。
だけれど、脈のことは、全く書いていない。
ほんと、ありえない!!
妊婦さんは、現在23週。
これから、血液循環量も増え、負担がかかってくるのに。

彼女達は、体のなかで、何が起こっているのか、これから何が起こりそうなのかなど、
分からないんだろうな。

日本なら・・・循環器の医師に診察依頼し、ホルター心電図などの検査を行って、原因を見つけて、妊娠中や分娩中に起こりそうな事を予測して、万一の事が起きてもすぐに対応できる様に、薬剤を用意したり、モニターを用意したり、すぐに帝王切開できるように準備したり・・・時には、シュミレーションをして、さらには、赤ちゃんにも影響がないかも考えたりするのに・・・。
と、色々比較してしまうことが多くなる。

些細なことかも知れないけれど、比べても、ここでの医療レベルではできないこともあるけれど、こういうので、結構、悲しくなります。。。

12月1日(月)① 流産(医療者向け)


Lundi,le 01,Decembre,2008①
L’avortement provoqué

日本は、寒いんだろうなぁ。
ベナンは、相変わらず、暑い日々。
天井の扇風機を夜中も回して寝ても、朝は、汗びっしゃり。
夜中に喉が乾いて起きる。
洗濯も、(溜めてすると大変なことになるので)1日2回。
水浴びも、1日2~3回。(先輩隊員の中には、暑さの為に、体にカビが!!)
そんな環境だから、自分の中では、暦が止まっています。

今日の救急での出来事も、ありえないことがありました・・・。
昼食を終えて救急に戻ると、スタッフが誰もいない。(珍しいことではないけど)
そして、入口の前にいた1人の女性が入ってきて、
彼女:「あなた、医者?」
私 :「違うよ。」
彼女:「医者を待っているんだけどっ!!●▽◎★*・・・・(以下、聞きとれず)」
私 :「私、医師じゃないし、フランス語がよく分からないから、ベナン人の助産師に聞いてください。」
彼女:「私、昨日の22時に来て、ずっと、ここにいる。医者の診察が必要だからといわれて、朝の4時から、ずっと待っているのに、誰も何もしてくれないっ !!!!!痛いの。もう、すっごく、疲れた。」
彼女は、とても怒っていて、すっごい勢いのフランス語だったので、よく聞き取れなくて、付添の人にも聞くと、
どうやら、彼女は妊娠2~3か月のけい溜流産。

ありえないっ !!!!
昨日の夜に受診して、しかも、流産の妊婦をほったらかしにするなんて!!
私は、彼女の横で、タッチングしながら、話を聞き、そしてベナン人の助産師を探しにいった。
しかも、彼女達(ベナン人の助産師達)は、患者が1人もいない陣痛室と分娩室で話をしている。
ホント、あきれる。
一人の助産師を捕まえ、事情を説明し、医師を探してもらって、すぐ診察となった。

ここでは、流産は入院するのではなく、自宅で、薬を内服し、次の受診日に来るようである。
薬も、陣痛促進剤らしきもの、抗生剤などを投与。
彼女は、3度目の初期流産。
医師は、習慣性流産の話もしていたけれど、そんな人こそ、ケアが必要だけれど、助産師は話を聞こうとはしていなかった。


12月1日(月)② 品胎(医療者向け)

Lundi,le 01,Decembre②
Trois jumeaux

分娩室に行くと、一人の褥婦さんがいた。
計測台にいる濡れたパーニュ(一枚の布を巻きスカートみたいにして使うアフリカの布)に下半身だけ包まれている赤ちゃんを見ると
赤子は、小さい!!四肢は少しチアノーゼ。

32週生まれ?!

ちっさ過ぎる。ってか、こんなに、小さいのに、ほったらかしにしてっ !!!
赤ちゃん冷えてまうやんっ !!!
この国が赤道から5度の場所であることで、救われている赤ちゃんも多いのでは?!と、思ってしまう。

とりあえず乾いている部分のパーニュでくるみ様子を見ると、看護助手さんがきて、ごそごそし始めた。
カルテを見ると、赤ちゃんの記録欄には、3人分 !!
なんと、3つ子 !!!
37週の正期産。しかも、経膣分娩。そして、ちびっこ達は、1500~1700g台。
そしてそして、アプガールスコアは、1分後、1人は9点、他の2人は10点。(ホント ??)

黒人だけれど、生まれたては、白くて日本人の赤ちゃんと全く同じ色。
分娩を見ていると、明らかにアプガーは、8点や9点の子達もいるのに、朝のカンファレンスに出ると、9割の分娩でアプガールが10点。(何で?)しかも、カンファレンスにかけられる分娩って、何らかのリスクがあるケースなのに・・・・。

ちなみに、他の2人の赤ちゃんも、案の定、手が冷えてました・・・。

ちゃんと、観察していない。
生まれて5分もしないうちに(アプガール10点とれていなくても)、医療の知識が全くない看護助手さんに赤ちゃんがわたってしまう。計測が終わると、こんなに暑いのに、日本と同じくらいのベビー服を着させられ(各々の家庭で準備されたもの)、時には、帽子もかぶせられ、靴下もはかせられ、パーニュでグルグル巻きにされているので、赤ちゃんはヌクヌク。額に汗をかいている赤ちゃんもいる。
妊婦外来に赤ちゃんを見せに来てくれた人も何人かいたけれど、日本で冬に使うようなきれいなおくるみにしっかり包んでくることもよくあります。。。。

1月29日(土)


この1週間、救急へ行き、ありえない医療を目にすることで、すごくストレスがたまった。
あ~、スノボーに行きたい・・・。
おいしい鍋が食べたい・・・。

救急では、救急車で、子宮外妊娠で来た患者さんがきて、翌日出勤すると、まだ、オペされておらず、放置されていたり、妊娠高血圧症候群で入院になった患者さんは、丸一日、帝王切開待ち。しかも、血圧は190/110台なのに、陣痛はどんどん来て、痛くて声をあげているし・・・。聞くと、今、他のオペをしているから、そのオペが終わるのを待たないといけないって言っているけれど。。。カルテみたら、昨日からこの患者さんいるのに、なんで緊急で、手術を滑り込ませないのか不思議なくらい。
ハラハラする。

しかも、自分の持ち時間しか働かないし、来るのが遅いから、救急でも、患者さんが来ても、患者さんがそこで入院しているのに、スタッフが誰もいない状況もある。それも、数分じゃなく、1時間なんてことも!!

ほんと、「殺す気?」と言いたくなる。

そして、詰め所に行くと、医師とのカンファレンスで話すために準備をしているスタッフがいた。婦長に聞くと、「産後の多量出血で亡くなった。赤ちゃんも、死産だった。改善する為に、まとめているんだよ。これは、とっても、珍しいケース」と言っていたが、
カルテを見ると、赤ちゃんは4700g、母体は妊娠中からの高血圧、出血量は記載なし。もちろん、点滴量なども記載ない。
(通常の分娩でも出血量は書いていない)。過期産。
他、フランス語よくわからなかったけれど、あまりにも、観察項目、情報が少なすぎる。
早剝?週数間違い?
日本なら、妊娠中に管理入院となっていただろうに。
そして、ママも赤ちゃんも元気に生まれて退院できただろうに。

なんせ、もう、日本では考えられないことがいっぱい!!!!!

週数は、最終月経からのみで計算される。
最終月経が不明な場合は、エコーで推定週数を出すが、その、推定週数が、32週とか34週とか・・・。初期なら評価できるけれど、そんな時期に見ても・・・。しかも、エコーは妊娠中、1度のみ。数週の確認と心拍数、胎盤の位置程度。

ここにきて、カルテに「死亡」と書いていたり、目の前で患者さんが亡くなったりしているのを見ると、ここでは、死が身近にあり、妊産婦死亡率、乳幼児死亡率の高さを肌で感じます。

ほんと、ここで2年間いると、鈍ってしまいそう。

日本の医療の素晴らしさを感じます。
本当、日本の医療を受けれるのは、安心だし、うれしく感じます。
そして、日本の医療の現場で働けることを誇りに思えます。
そして、同じ助産師でも、ベナンではなく、日本の医学を学べ、心から、本当によかったと感じます。

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★☆mami☆★

Author:★☆mami☆★
Béninという西アフリカにある国で、妊産婦死亡率・乳幼児死亡率の改善にむけ、奮闘中!!

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