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11月22日(日)ご無沙汰。

Dimanche,22,novembre,2009
Je suis restée longtemps sans vous donner de mes nouvelles.


お久しぶりです。
久々にブログ更新しました。

ここ最近、不時着寸前の超低空飛行で、すべてのことにやる気を失っていました。
でも、先日、日本からお誕生日プレゼントが!
ちょっと、気持が上向きになりました。
ありがとう。Kちゃん!
空港の郵便局へとりに行き、また、「何か頂戴」や「結婚しよう!」と言われるのかと思いきや、
開封時(職員の前で一度あけて、税関チェック)に、
「これ、私の誕生日プレゼントだから自分で開けさせて」
というと、職員は
「いくつ?」と。
めんどくさいから、一つ上乗せして
「30歳」
というと、さすがにいつもの”結婚しよう!”の一言はなく、
職員たちで「あの子、30歳なんやって!」的な事を話している。
開封すると、彼らにめぼしいものはなかったようで、3秒でスルー。
最後に「お誕生日おめでとう」という言葉もいただき、今回はいい気分だった。

そもそも、低空飛行の原因は、沢山あるけれど…

JICAが提供したドップラー。
それについての院内研修に、盛り込んでほしい内容を伝えたくて、
医長と約束しました。
部屋を尋ねるけれど、不在。(中からはTVの音。)
てな訳で、電話をすると出てくれて、ちょっと待ってと。
1時間以上医局の前で一人座って待つと、他の人に呼ばれて部屋に行き、話を開始。
しかーし、医長は途中でウトウト。
おいっ!!
「疲れていますか?休みますか?」
「大丈夫。」
いやいや、頭に、ぜ~んぜん、入っていないでしょーよっ。
疲れていそうなので、別の日に、約束をしました。
そんなことはいつものことなので、まぁ、仕方がない。
でも、約束の時間になっても、また部屋におらず、
電話をすると、今度は「ブッチ!!」と切られる始末。
私にとっての最後の切り札となっていた一番エビデンスに基づいて話せる婦人科の医長でした。

そして、カウンターパートと妊婦健診の待っている間に啓発のDVDを作ろうという話になり、そのうち合わせや撮影などの約束。
しかし、これも、前日約束していたにも関わらず、不在だったり、
「今日だった?」と言ったり。
カウンターパートが他の仕事がある為、隣の部屋で待つこと2時間過ぎ。
さすがに待つのも疲れ、彼女の元へ行くと、
「今日は、私疲れた。」の一言。
私、あなたをどれだけ、何回待ったと思ってんの!!
と、怒りたいところだけど、ここはアフリカ。
仕方がないので、その怒りも飲みこみ、また、約束をとる。

救急でも、傷つけられる患者を見るのが苦痛。
ちなみに、医師の間では、最近の流行りなのか、
ストレッチャーで運ばれてきた患者の採血は、腹部を手当たり次第、注射器で刺して少量ずつ血液を採取。
もちろん、一度では取れないので、何度も色んなところを刺す。
それでも足りなければ、採血オーダーせず。
何度も何度も刺される妊婦さん、本当にみるに耐えられない。
基本的な技術が未熟で、ルートとるのにも1時間以上。
その間、何度も刺したり抜いたり。
結局はいったところは頸部。
確かに、肌が黒いから、血管が見にくくて難しいけれど、
それにしても不器用。

隊員は、医療行為ができない。
協力隊は技術提供。
医療行為がもちろんすべてではないが、
葛藤が生じる。

そして、次から次へと、
「○○くれ」攻撃。
日本でも、経済的に苦しくて、妊婦健診に行けない人もいるというのに!!
失業して、自殺まで追い込まれている人もいるのに!!
ホント、援助慣れというのか、
天から落ちてくるのを、口あけて待っているようで、腹が立つ。

来月、また、中間報告書を書かないといけない時期にきた。
一緒に仕事をし、ここには
①医療技術、知識の低さ
②カンファレンスらしきことは行われているが、治療や処置の適切さを話し合ったり、病気や死亡の原因を科学的に考えることはしない。
③彼女達にとっては、給料が低く、そのためモチベーションを高く持てない
④刹那主義?
⑤患者の権利がない
⑥看護の本質がちがう(看護教育に問題あり?)
⑦学生や研修生が多くフォローされていない。時には学生や研修生が、一人で診察し、処方。
⑧医療システムの不効率(診察、検査、薬剤など、すべて先払い)
⑨精神的な未熟さ、倫理感の欠如
⑩多言語国家
⑪物品管理が困難
などの沢山の問題点が感じられる。

その中で、隊員として、私にできること。
残された期間でできること。
私が去った後にも、継続できる事。
後任の事も踏まえた活動。
彼女達のレベルに合った目標。
当初あげた短期目標も達成できない。

この一年で彼女達に変化をもたらしたものは何か。
…。
「シノワ(中国)」ではなくて、「日本人」がいるという知識。
日本人は、中国語ではなく、日本語を話すという知識。
日本語で挨拶が出来る。
くらいでしょうか(悲)

「悩む」の一言に尽きる。


ちなみに、まだ、新病棟は、オープンしていません。
091109 (2)

それどころか、
鍵でちゃんと閉められています。
091109.jpg

本当に、使われる日が来るのだろうか?
そうそう、ドップラーも10月頭には、病院側にわたっているはずなのに、
まだ臨床には、降りてきてません。

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11月4日(水) 日本に研修へ。

Mercredi,04,novembre,2009
Pour le stage au Japon


私のカウンターパート、エヴが、栄養の研修のため、今日から日本に出発。
ベナンには、日本大使館がまだできていないので(来年1月に開館!)、
ガーナへまずビザをとりに行き、
そして、
ガーナ→ドバイ→関空→羽田→帯広
へと目的地までの長旅。

そして、持ち込みできる荷物も
20kg1個まで。
長期滞在にとっては、かなり厳しい制限。

彼女は、日本への研修は2回目。
活動先の病院専用の指定枠がある為、研修に行ける機会も多く、
なおかつ今回は「英語」での研修のため、彼女しかいなかったというのが一番の理由。
もちろん、彼女自身で立候補。

だがしかし!
アフリカ英語ですよっ!!
Can you speak English?
の返答には
‐ Yes! Small,Small!
なんです…。
多くの医師が、「英語をはなせる」と、自慢げに言うが、
フランス語の文法を、そのまま英語に置き換えるので、
形容詞が名詞の後ろにきたり、ニュアンスも少し違ったりするけれど、
さすがに多民族語国家!
ナイジェリア人(英語圏)の患者さんは、時々顔をしかめながらも、
ちゃんと通じます。
そして、英語表記は、そのままフランス語発音。
”come”は「コン」という類です。

フランス語まだまだ話せない頃は、彼女と英語でコミュニケーションを、とることもしばしばだった。
私の英語も相当怪しいけれど、そんな私でも感じるぐらい、彼女の英語も相当怪しい。。。

そして、帯広の寒さに耐えられるのか心配。

ちょっと涼しい日本人には気持ちいい~(もちろん半そで)の気候では、
ベナン人にとっては、超寒いらしく、長そで、セーター、時にはダウンジャケットを着用している人までいる!

帰ってくるのは1月。
出発前にアメリカ大使館で英語の勉強をしていたので、
沢山学んできてくれることを期待してます。
頑張って!エヴ!
学んできたものを、母親学級に活かそうね!
楽しみに帰ってくるのをまっているよー!



11月2日(月) 新病棟

Lundi,02,novembre,2009
Nouveaux bâtiments


やっとできました!
日本の無償資金援助で建てられた病棟2棟。
3階建の新生児、小児科入院病棟。
1階建の分娩室や陣痛室、検査室、一部屋のオペ室。

私が、ベナンに来た頃にはすでに着工しており、
川の近くの為、地面を掘り起こすと水があふれ出てきて大変だったらしい。
そして、労働力は現地人。
これまた働かないということで、大変だったらしい。(by 日本人関係者)

今日が鍵の引き渡しということになっているらしい。

しかし、いつもの様に(?!)問題は山積み。
ベナン側が用意すべきものが、全く用意されておらず、病院は稼働できないはず。
まず、電気、水道関係に始り、
現在使用されている病棟から新病棟への廊下の工事、
酸素、吸引、医療ガス 等々…。
もちろん、日本側は、毎月行われるドナー会議で、早急に用意するように言い続けていた。

しまいには、酸素などは、大きな酸素ボンベを繋いですると
むちゃくちゃな事を言っている始末。

新病棟が、建ったので、スタッフ達は大喜び。
「日本は沢山くれるから、優しい。」と。
そして、挙句の果てに、私に、
「新しい病棟で働くには、新しい靴が必要!みんなの分、用意してもらって!」
なんでやねんっ!!


うーん。。。いつになったら本当のオープンになるのやら。。。

091030 (5)
屋上。
患者さんの家族は、通路や広場で、一枚の布をひき、そこら中で寝るので、
家族が休めるように、屋上を広場に。
日除けも付けれるように考慮した設計だが、いつ、設置されるのかは、不明。

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病院の裏側。白い袋は、太陽で溶け、芝生が生えるようになっているそうです。

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病棟の入口

091030 (26)
オペ室。

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分娩室。カーテンは、ベナン側が用意することになっているが・・・。

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NICU 手前は光線療法の機材。奥は、クベース(安定機とともに提供)。この後ろ側にも、たくさんのクベースが並ぶ。

091030 (28)

中央滅菌機材室。本当に、心底、ちゃんと、ここが使用されることを願います・・・。

10月31日(土) アフリカに未来はない

Samedi,31,octobre,2009
L’Afrique n’est pas de l’avenir.



「アフリカに未来はない」というテーマで、
某専門家と隊員13名で会議が行われた。
これは、「アフリカに将来はない」という反対命題を提起することで、反対命題は「アフリカに将来はある」という命題を想定している。

話は、ヨーロッパの援助の仕方までにも話が広がっていたので、
医療現場、しかも今の活動先で働くスタッフのことや病院の組織のみの知識で、
開発学や国際関係学を学んでいない私には、
様々な意見が飛び交い、とても興味深かった。


確かに、
その日暮らしでも、十分幸せと感じられるところは、日本にはないものだし、
新型インフルエンザのように、何らかの病気が大流行しても、
きっとアフリカの人たちが一番生き残るような気がする。

ベナン人(教養があり都会に住んでいる人)から聞いた話だが、
北の田舎に行くと、泥の池の水を飲んでも、お腹をこわさず生活しているけれど、
都会に住むベナン人が、同じ事をしたら、病気になると言っていた。



ここに来て1年4か月。
アフリカに携わる人と話をすると、多くの人が口にすることだが、
最近私も、
「問題を解決しないといけないけれど、もう、何もアフリカには手をつけない方がいいのではないか」
と感じるようになった。
病気になれば、すぐ薬ずけ。
病気の本当の原因を、正確に、的確に調べない。(調べられない)
街も田舎も、道のわきには半端ないビニール袋のゴミだらけ。
援助されすぎて、援助してもらうのが当たり前という思考。
援助の仕方に、疑問を多く感じる。

ここに、来て、ほんの一部だろうが、事実もしれた。

本当の国際協力とは何なのか。

自分の中で、答えに近い物が、日々見えなくなってきている。

Extra

プロフィール

★☆mami☆★

Author:★☆mami☆★
Béninという西アフリカにある国で、妊産婦死亡率・乳幼児死亡率の改善にむけ、奮闘中!!

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